GAME AR-C S806Lと
OCEA AR-C S806L。
ブランクスが共通でパーツの品質だけが違うと公式発表されている2つのロッド。
どんな違いがあるのか検証してみたいと思います。
まずは、何はともあれ箱写真(笑
で、ロッドを取り出して、GAME と見比べると、、、色がちょっとだけ違います。
【わかり辛いかも】
GAME は黒ですが、OCEA はちょっとだけブルーがかっているように見えます。
次にチタンフレーム。
よく見るとちゃんと「TITANIUM」と書いてあります。
【ピンボケ】
次に握る部分ですが、コルクの周りにはビニールがついていて、
「ウエイトバランサーが内蔵されています」の注意書きが貼ってあります。
それをビリビリと破いて、いよいよコルクの登場です。
次はいよいよバランスです。
スペック的には同じ自重なので、少なくてもチタンフレームで軽くなった分、バットエンド側が重くなっていて支点も違うはず。
という仮説を立てつつ、まずは繋ぎ合わせてグリップを持ってみると、、、あれ?、、、こんなに軽かったっけ??(^^;
次に GAME を持ってみると、、、何かちょっと重い??
支点を確かめてみると、どうやら OCEA の方が 1 ~ 2 cm ぐらい、支点がバットエンド側にあるようです。
リールフットの基準となる側(まわして動かない固定されている方)はバットエンドから同じ距離なので、明らかに支点の位置が違います。
愛用の
06'TWINPOWER Mg 2500SDHを装着してみましたが、やはり OCEA の方が少しバットエンド側に支点があります。
この一見してわずかな差ですが、持った時の感触が格段に違う事はすぐにわかりました。
つまり、仮説を立てた通りに OCEA はバットエンド側に支点がある、という事がわかり、使い勝手の面からしても「(GAME+バランスウェイト) = OCEA」という事は無く、あくまでも「(GAME+バランスウェイト) < OCEA」という事ですね。
最初は GAME で足りるか、、、と思って購入してみましたが、やはり値段に比例するんですねぇ。
特にバランスに関しては後から修正するのが割と大変なので、この辺りは重要な判断基準になりそうです。
GAME にバランスウェイトを足した時に
「完全にバランスが取れるわけでは無いようです。」と書いているように、バランスは良くなったけれども、それでもまだ物足りない感じがありました。
そのあとチョットの部分が OCEA では届いているような印象です。
とはいえバランスはとれているものの、185g + 60g = 245g という重量が他のロッドと比べて重いのは事実。
実は他にもっと軽くてバランスの良いロッドがあったりするのかしらん、、、と思うと、いろいろなメーカーのロッドを皆が試す気持ちがわかったような今回の検証でした。
まだ2,3週間ぐらいは忙しくて GAME を手放す暇が無さそうなので、GAME と OCEA の違いが気になって迷っている方、質問して頂ければわかる範囲で答えられると思いますので、遠慮なく質問してくださいね~。