Jazz 尺ヘッド
というわけで、前回の釣行では Jazz の「
尺ヘッド」をメインに使いましたが、かなりの好感触。
軸が長めでフックポイントは軸と平行なので、COBRA29 よりも素直にフッキングできている気がしました。
27cm 弱の個体は上顎の中心にガッツリ刺さっていて抜くのに苦労した程で、強度、刺さり具合共に非常に期待が持てます。
コストパフォーマンスもかなり高いので、いきなりエース級待遇で活躍してもらう感じですが、できれば何とかして欲しい点が3つ。
一つは、アイが小さいこと。
恐らく COBRA29 と同じぐらいだと思いますが、スナップなどが若干入り辛い気がしました。
また、0.9g はシンカーがアイの側まできているので、シンカーのバリなどを考慮するともうちょっとアイが大きいと嬉しいところです。
次はバーブレス。
バーブを付ける工程は既にあるラインでできると思うのでコストが安いということなのかもしれませんが、バーブレスだとやはり嬉しいな、と思います。
ただ、バーブ有りはバーブレスにできますが、その逆はできないので、万能性を考えたらこのままでも良いのかも。
最後は、ラインナップ。
現在、0.3g, 0.5g, 0.9g の 3 種類までしかありませんが、これを、せめて 1.3g、できれば 1.6g まで追加して欲しいな、と。
3 つのラインナップは現在市販されている主要な重さ 0.4g, 0.6g, 1.0g と比較して、0.1g 軽いものとなりますが、恐らく、少しでも軽いものを使いたい、というアングラーの欲求を見据えてのサイズ設定と、一気に贔屓にしてもらうための漁師パック、と考えると、Jazz にもなかなかの策士がいるのかもしれません。
そういった意味では、1.0g 以上のラインナップは微妙な重量差の意味が薄くなってしまうので、あえて切っているのかもしれません。
ただ、尺を狙うような硬めのロッドで 1.0g 以下を操作するのに厳しい場合もあるので、そこは”尺ヘッド”という名前を立ててくれるとちょっと嬉しいなぁ、と。
最近は改めてメバル弾丸やシラスヘッドファイン、ダイワのタングステンジグヘッドなどを使っていましたが、その中でもお気に入りのジグヘッドとして一軍登録されそうな気配です。