というわけで、溜まっていた DVD のインプレです。
今回は待ちに待った第二弾「
めばるingアカデミー Lesson2」です。
中身は前回とは違い、ジゲヘッドでは無いリグ(主にプラグ)を中心に構成されています。
映像的には全体の 2/3 がナイトメバルなので、昼間の様子がわからず微妙なところですが、解説や映っている動作などは非常に参考になりました。
後半はデイメバルをカブラでやっていますが、これも見ていて参考になる点がありました。
ただ、それは技術的な事、という意味であって、私が知りたい情報は今回も多くはありませんでした。
例えば、反転流の選択や潮の確認方法、といった事です。
流れがあって他の潮流や地形変化などがあれば、そこら中に反転流ができるはずで、実際に雑誌などに書いてあるように一本の本流に一個の反転流、、、という事は無いと思います。
反転流で釣れるのであれば、つまりそこら中で釣れるわけですが、実際はもっとポイントはピンポイント。
つまり、釣れる反転流と釣れない反転流があるのだとすると、その違いは何か?
、、、とか、潮の向きは自分がキャストした場所はわかるとして、それ以外はどうやって確認するのか?
よく、ポイントに潮が当たっている矢印の図などがありますが、釣れる反転流と釣れない反転流が存在するのであれば、その流れの成分(あくまでも大きな意味での成分)自体に要素があるのかもしれません。
(ベイトを追っている場合でも、そのベイトは潮の成分(プランクトンや酸素量など)で動いていると思うので、間接的には潮の成分が関係するのでは?!という事です)
流れの成分はどこを通ってきた潮かで変わると思うので、湧昇流の続きで沖から流れてきたのか、浅いウィードエリアを横に流れてきて分流した流れが来ているのかできっと違うはず。
そう考えると、若干沖の潮の流れも重要な要素となる気がするんですが、それは当然陸からはわかりません。
おそらくそういった情報を得るには、その場所の陸から見える大雑把なパターンを把握しつつ、ボートなどから実際に沖の流れを確かめて、、、みたいな調査を地道に続ける必要があると思うんですが、実はもっと効率的な方法があったり?!(漁師に聞くとかはあると思いますが(^^;)
、、、とか、考え出すと細かい疑問点が割とたくさん出てきたりして。
後半のデイメバルでは初めてのポイント、と言っていますが、あらかじめガイドから大雑把な潮の流れを聞いていたりするのか、それとも完全に知識が無い状態でやっているのか、、、などなど興味は尽きません。
よくよく見ていると行動や言葉の端々からある程度は推測できたりする事もありますが、確実ではないのでやはりその辺りのレクチャーがあると結構嬉しいなー、、、とか思ってしまいます(^^;
そこを自分で探すのが「釣り」という醍醐味の一つだとは思いますが、なにぶん進行が遅いだけに思考のキッカケが欲しいな-、、、と思うこともあったり。
そういった意味も含めていろいろと考える参考になる DVD だと思うので、気になる方は是非見てみては?