父が倒れた3

迷える羊

2006年04月07日 11:33

meba2さん、ごり親父さん、トミーさん、たるぼさん、コメントありがとうございます。

昨夜の段階で、何とか容体は安定していて少しずつ肺炎から回復しているとの事で、予断を許さない状況ではありながらも、ようやく一息、、、といった感じです。

倒れたという一報を聞いてから、ご飯の味もよくわからず数日過ごしていましたが、昨夜の晩御飯は久しぶりに味わって食べる事ができました。

前々回の潮干狩りは、実は両親と一緒に行ってきました。
子供の頃は良く潮干狩りや海遊びに連れて行ってもらっていましたが、親離れと共に一緒に行動する事も無くなっていました。

それから約20年。
実に久しぶりの父と一緒の潮干狩りでした。

父もかなり喜んでいたみたいで、日頃使っていない筋力の落ちた手でかなり一生懸命に掘ったらしく、後日、腕がパンパンに腫れあがったそうです。
でも、医者には潮干狩りに行った、とは言えないし、、、と笑っていました。

最期の心残りはやはり子供らしく、倒れた病床でも「子供はまだか・・・」と聞かれました。
父に何とか孫の顔を、、、と思い、去年から不妊治療をしていますが、それもなかなか叶わず、とうとうここまで来てしまいました。

残念ながら時間は待ってくれないので、父が回復したらまだ見ぬ子供の名前を一緒に考えておこうと思っています。


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