自作ジグヘッドケース

迷える羊

2009年07月08日 17:49

というわけで、久しぶりに工作ネタです。

1年以上前、ジグヘッド用のケースでこんなのが欲しいなぁ、、、と思っていたところ、市販のケースを見てビビビと反応。

まさに「運命的な出会い♪」と、そのケースを即買いしてから1年以上、、、運命的な出会いからようやく芽が出ました(^^;

市販ケースにちょこっと工作を施すものなので、最初は数時間でできるかな、、、と思っていましたが、これが大違いの元でした。


まず、買ってきたのは市販のこのケース。





管釣り用としては有名(?)な「DREAM MASTER AREA DMA-1500SS」です。

このケースの魅力は何と言っても薄さと整頓能力。

中は両フタ裏がマジックテープで覆われていて、裏にマジックテープが貼ってある長細いウレタンみたいなものが何本か付属しています。

そのフックキーパーとなるウレタン棒を好きな位置に配置してスプーンを引っかけておくわけですね。

なので、最初はそのまま使えるか、、、と思っていたんですが、思ったよりもマジックテープに厚みがありつつ、ウレタンが堅くて、太軸なメバル用ジグヘッドフックがうまく収納できませんでした。

それを解決するために、マジックテープを剥がして、好きな位置にフックキーパーを付けてしまおう、というのが当初の目標でした。

このケースにジグヘッドをスキマ無く埋められたら相当な収納力になるのでウキウキワクワク。


早速作業に取りかかったわけですが、、、何といきなり壁に衝突(^^;

マジックテープが異常な粘着力で張り付いていて全然剥がれません(TT

やっとメクれた端っこをペンチで引っ張っても全然剥がれない粘着力に対して、ムキになってシール剥がしやスクレイパーなどを導入しますが全然剥がれず。

5 分で 1 cmぐらいしか剥がれないぐらいの感覚で、すぐに手が痛くなって終了。

それ以降、思い出す度に少しずつ剥がしていたものが、ようやくちょっと前に剥がし終わった、、、というのが完成への道のりでした(^^;

派がし終わるとこんな感じ。





恐らく強力な両面テープで貼り付けられていたその面は、もちろん綺麗に剥がれるわけでも無く、残骸がかなりのこっています(TT

で、これに 1cm の厚さのポリエチレン板を買ってきて、スリットを入れてハメ込む、、、という算段。





まずは、板を張り付けたい場所に押し当てて、、、









跡が残るので、それに従って切り取ります。

こういった時は多少大きめに切ってハメ込むのが普通らしいですが、厚さ 1cm なので若干枠より高くなってしまいます。

その都合で、大きめに切ってしまうとハメ込む段階で上部がハチ切れんばかりに大変な事になるので、ピッタリか小さいぐらいがちょうど良いかも。

これにスリットを下書きしてから、実際にカッターで切れ目を入れます。





その後、仮置きしつつ、良ければポリエチレンに使える接着剤を使って接合します。









スプーンと違って両面にジグヘッドが配置できるほどの厚さは無いので、反対側の面はクリアファイルを切り取ったものを貼り付けて残った粘着剤がくっつかないようにします。









色付きのクリアファイルを使えば良かったと思いつつ、これで完成☆





試しにジグヘッドを入れてみると、、、





こんな感じになります。

この大容量が素晴らしい!!

最近、ウレタンにスリットが入ったものが付いている大きさ3種類のケースが発売されましたが、これらの欠点は深すぎて密に詰めてしまうと端っこのジグヘッドが壁に指が引っかかって取り辛いところにあります。

今回作成したものだと壁がないので取り出しもスムーズ♪

開閉の基点となる蝶番のところに何気に若干のスペースがあるので、そこに使用済みのジグヘッド、、、あるいはサイズが合えばメタルジグやプラグなんかも置けそう。

今回は失敗しないように片面だけにしましたが、スリットの間隔を若干広げて、フタを閉めた時に両面のスリットの位置が重ならないようにすれば、両面にジグヘッドを配置する事もできそうなので、まだまだ改良の余地はあるのかもしれません。


そんなわけで、現在のライトタックル系装備はこんな感じ。





右上の小さいケースには単体のフックやスナップなどが入っています。

左上のワームケースはグラスミノーなどの伸びないワーム系で、右側のワームケースは月下美人などの伸びるワーム系。

左下は今回作成したジグヘッドやカブラなどのフックケースで、右下はシンカーや飛ばし浮き、メタルジグなどが格納されています。

ひとまずこのセットがあれば、ショア&オフショアでのメバルとアジは完全に網羅。

ワームケースと同じケースを使ったプラグ入れも存在するので、ワームケースを一つにして代わりにプラグを持ち込めばさらにカバー範囲が広がります。

しばらくは自作フックケースを取り入れたこの装備で頑張ってみようと思います。



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