ボート購入の手引き その4
というわけで、ボート購入に関する話の続きです。
コストの次は、、、
1:ボート購入&保管に関して、支払っても良い額を決める。
★:ボート購入の目的を具体的に考えて、自分にあっていそうなボートを幾つか候補に上げる。
3:ホームグラウンドにしたい場所付近のマリーナのホームページなどで、大まかに予算内に収まりそうかを判断する。
4:具体的にマリーナに連絡をとったり訪問したりして、空き状況や設備などの状況を知りつつ、大雑把に保管場所を決める。
5:保管場所に予算とボートに関する要望を出しながら、見積もりをとってより具体的に話を詰める。
6:保管契約をして、ボートを発注する。
7:保険契約をする。
8:納艇
ボートの選択ですね。
お金に制限が無い方はともかくとして、一般的にコストと共に並列で考える事になると思います。
選択基準は人によってさまざまですが、まずはボートを使って何をするのか、というところからスタートです。
この場合、「釣り」というだけではまだまだ詳細ではありません。
マグロやカツオなどをトローリングで釣りたいのか、離島に遠征して釣りたいのか、近場でシロギスを釣りたいのか、根の上を流したコマセ釣りがしたいのか、青物を狙ってジギングがしたいのか、大雑把にでもメインとする釣りを決めておく必要があります。
当然、遠征に行くなら大きめの船体でキャビン内で寝泊りできる方がいい、とか、コマセの流し釣りではスパンカーが欲しい、とか、釣りによって装備が大きく異なる場合があります。
私の場合は「近場でのルアー釣り」と「海底探索」が主な目的なので、キャビンは必要無く、釣りに特化しているものの家族が同乗する事を考えてトイレ設置ができるボート、という前提でした。
また、ボート選択には新艇と中古艇、という選択があります。
新艇のメリットは、マリーナからの注文になる場合が多いと思うので、保証もあってメンテも含めてマリーナに大きく頼れる、というのがポイントです。
また、装備も好きなようにできて、お気に入りの状態から始められます。
中古のメリットは、とにかく安くて最初からそこそこの装備がついている場合が多い、という事です。
また、気に入ったボートが既に販売されていない場合、中古で探す必要があります。
新艇の場合はボート本体にいろいろ装備してゆくわけですが、魚探などは殆どの人が装備するもの。
中古艇には前オーナーが取り付けた魚探などがついているので、程度が良ければそのまま利用できます。
新艇のデメリットとしては、とにかく中古と比べて価格が高くなる、という事ですね。
中古のデメリットは、メンテナンスにお金がかかる、という事になると思います。
逆に、自分でメンテナンスできれば中古でも十分ですが、自分で出来なければ、購入後、アレが壊れた、これが壊れた、と装備を修理&変更する必要がでてくる場合があります。
特に船体は腐りませんが、エンジンは程度によってかなり変わると思います。
そういった意味では新艇&中古艇、共に一長一短。
購入する側がしっかり把握した上で、自分好みのボートを選択したいところです。
今回、私は上記のような判断基準にプラスして、レンタルで借りた YF-21CC に乗った感じがありました。
Tトップ(日差しよけ)脇の通路が若干狭い上に、狭い場所を通ったところに段差があってバウに通じる、という構造がいまいち使い辛かったので、YAMAHA のボートは候補から外しました。
それ以外の乗り心地は比較対象が無いので無理。
写真とスペック表から幾つかにしぼったところ、ほとんどが外国のボートになってしまいました(^^;
さすがに外国のボートはなぁ、、、とかあれこれ悩みつつ、マリーナにも相談しつつ、、、、で、結局は候補に上がっていた国産艇のアグレッサーに決めたわけです。
正直な話、乗り心地などは比べた所で良し悪しがわかる程経験があるわけではないので、ひとまずは最初にハズレでなさそうなボートを選択して、まずはそれを乗りこなす事から始めるべ、というのが本音です(^^;
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