02アルテグラ分解メンテナンスレポート

迷える羊

2005年12月22日 21:43

それでは分解メンテレポートです。

このレポート通りに分解&改造を行って失敗しても責任はとれませんので、分解や改造は個人の判断で行ってください。

まず、以下のものを準備しました。

・KURE6-66
 オ-トバックスで700円ぐらいで購入。


・シマノ純正オイル(青缶)&グリス(赤缶)

シマノ リールオイルスプレー(オイル) SP-013A 【リール用アクセサリー】








シマノ リールグリススプレー(グリス) SP-023A 【リール用アクセサリー】







・説明書


・02アルテグラ2500 A-RB

シマノ 02’アルテグラ 2500 A-RB







・02バイオマスター2500 マスターギヤ用ベアリング(A-RB)


シマノ 02バイオマスター 2500パーツ:マスターギヤ用ベアリンク(部品NO100)


アルテグラでのパーツ番号45番の代わりになるものです。




・ドライバー

・ラジオペンチ

・パーツ洗浄用の空き缶(紅茶の缶を代用)



さて、分解前に全景を写しておきます。


まずは、スプールを分解。
中はすでにジャリジャリです。(TT
それを拭き拭きしながら、KURE6-66で洗浄します。
スプールの裏側のプラスチックのパーツもはずしてみました。
ここまでは丁寧に分解すれば、特に難しくは無かったです。
スプール内のワッシャーやフェルトなどに新しくグリスを塗ってスプールは完了です。
ただ、プラスチックのパーツのフタはネジで取れるんですが、本体がはずれません。
これってはずれるんですかねぇ??
隙間に砂が見えるので、害は無いけど何となく気持ち悪い。。。


次にラインローラー部分、、、と思ったら問題発生。
ネジが固着してて回りません。(TT
仕方ないのでオイルアップだけにしました。
でも、ラインローラー内部に砂が入っているようで、これはシマノに頼むか、パーツを取り寄せるて丸ごと取り替えるしか無さそうです。

次に、ベール部分を取り外しました。
ここはバネが飛び出す恐れがあるので慎重に開けます。
この中にも砂が…(TT
久里浜の砂浜の粒は凄く細かいので、隙間と言う隙間に入りまくってます。



次にいよいよ本体です。
金色のカバーの中に隠れネジがあるので、まずはそのカバーをはずします。
その後、それを含めて3つのネジをはずすと本体が開きます。
それでは、ご開帳~☆


というわけですが、本体を開ける時はギアが引っかかって、素直にカパッとは外れませんでした。
多少ガタガタ揺するように引っ張ってると外れます。

ここまで分解してきましたが、ネジが多くてわからなくなりそうだったので、ベール近辺を先にメンテナンスして組み上げてから本体に移ろう思い、いったん本体カバーを取り付けます。

ベール部を拭き拭きしてからグリスアップして組み立てます。
バネ側は写真のようにセットしてから金色のパーツを先に取り付けます。
その後、写真のようにバネ先のシャフトをベール側の穴に差込み、ゆっくりと元の位置に戻してハメコミます。



さて、今度こそ本体のメンテナンスです。
先程と同じ手順でご開帳します。
で、この奥にある白いプラスチックのパーツ(「ブッシュ」というらしい)をベアリングに交換する事にします。



ベアリングはスポッとは入らないので、綿棒などで押し込むようにして入れます。
入れた後はオイルを注してから、ギアの洗浄とグリスアップをして元の位置に戻します。
この時、カバーのフチにグリスを塗っておくと、内部に水が浸入するのを防いでくれるので、忘れずに塗っておきます。

その後、完全に組み上げて、オイルインジェクションからオイルを吹きました。

やっとこさ、これで完成!!


早速、オイルを注したハンドルを取り付け、回してみると、、、

おおおおおぉぉぉぉ! 軽さが戻ってるぅ!!!
さすがに分解メンテしただけの事はあります!
ベアリングを追加できた事も大満足!!!

いや~、元に戻ってよかった、よかった!!

天気が荒れがちな冬の一日は、メンテナンスをしながら次回の釣りの計画を立てるというのもいいものですね。
(本当は釣りに行けるのが一番いいですが(^^;)

というわけで、今回のレポートで不明な点があれば聞いてくださいね~。


※パーツ洗浄は、空き缶にパーツを入れて、そこにKURE6-66を全面に吹きかけてから、パーツを拭くような手順でやりました。
ただ、紅茶の缶が密封容器では無かったので下から漏れて…(TT
次回はペットボトルを半分に切って、底の方を使うのがいと思いました。

※今回はベールの台座(回る部分。ローター?)部分をはずそうとしましたが、ナットがはずせなかったので諦めました。
なぜはずせなかったのかと言うと、六角レンチが自転車用の六角の穴が突き抜けていないものだったので、シャフトに通せなくて断念しました。
また、本体内部には砂は入っていなかったので、細かく分解する事がしませんでした。
今回の分解で手際がわかったので、次回は完全分解&完全洗浄でスッキリしたいと思います。

※余っていたワッシャーは全然別のものでした(^^;


★病院結果
 結局、胃カメラ+大腸の内視鏡検査で問題は見つかりませんでした!
下血は痔から出血したもののようでした。
大腸内を見ながら「いや~、きれいだねぇ」とか先生に言われながら出し入れされたアノ感触は人生一度で十分な経験でした~(^^;


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