先日の釣行で使った PE 0.6号のレビューです。
製品としては、よつあみの投げ用 PE ラインの 0.6号で、25m 毎に色が変わります。
実際に使った時は 1 号のナイロンをリーダーとして 60cm つけていました。
で、感想ですが、とにかく良く飛びます。
ナイロンやフロロの飛びが「シュルルルル…」とすると「サーッ…」というように、ラインがどんどん出て行きます。
その分、雑誌などに書いてあるように、風には要注意です。
ラインが細い上に扱うオモリが軽いので、微風でもフワッっと流されます。
ちょうど裁縫に使う絹糸が風に揺られるような感じです。
そういった事から、堤防と平行に際を目掛けてキャストすると、風によってはラインスラッグ(糸ふけ)が堤防に当たってしまい、貝などに引っかかったりするので要注意です。
また、どうしてもラインスラッグが多くなるので、巻く時にリールへの巻かれ方が緩くなります。
大抵は、キャスト後にラインスラッグを緩く巻きとり、軽いジグヘッドをテンションが緩いままに巻き取ります。
その後、魚が食いついてテンションが掛かった状態で巻く事になります。
すると、次にキャストする時に、最後にテンションが掛かった状態で巻いたラインが、先に巻いた緩いテンションの下に潜り込んでいる事があり、飛距離が落ちる事がかなりあるように感じました。
これは着水後、多少のテンションをかけながらリールを巻けば何とかなりそうですが、皆はどうやってるのかなぁ。。。
テンションをかけながらリールを巻くのって結構大変じゃありません??
私はロッド自体を握りつつ、指でラインをつまんでリールのハンドルを回していましたが、かなり大変でした。
この辺りは経験あるのみかもしれませんね。
さらに PE はかなり高感度だという事も体験できました。
それまではロッドを引ったくるような「ククンッ」という引き込みが全てだったんですが、中層を引いている最中に一度だけ、少しだけ違和感がある変化を感じたんです。
引っ張るわけでもなく、何となく軽いゴミでも引っかかった!?みたいな感じです。
メバリングの基本は向うアワセ、という事で、そのままリーリングを続けると、急に力強く「ググン」という突っ込みに変わり、「お、大きい?」と思ってリールを2、3回巻いた所で、急に軽くなりました。
後になってみるとこれが結構悔しかった。
よく大物は「モソ」っとするみたいな事を言われますが、これがそれだったのかなぁ、と。
これが大物かどうか、ナイロンだとわからなかったのかどうかは、わかりませんが、まだまだ考察の余地がある事は確かです。
そんなわけで、メバリングはやっているけれども PE ラインを使った事が無い、という方は、風が無い時に試してみてはいかがでしょうか?
違う世界が見えるかもしれないですよ~、というか私は垣間見た気がします。
あぁ、こうやってハマっていってお金が飛んでいくんだぁ。。。(^^;
そんなわけでナチュラムを漁っていたら、幾つかラインが見つかりました。
ゴーセン PEアオリイカエギ 100m
お値段が手頃ながら色分け無し。
でも、ホワイトは見やすそう。
ゴーセン アクアマジック
同じくお値段が手頃ながら色分け無し。
ホワイトは見やすそう。
ダイワ ハイドロファイン 150m
お値段と性能がお高目。
10m 色分け + 5mマーキング は便利そう。
ラパラ チタニウム ブレイド 130m
お値段と性能はお高目ながら色分け無し。
25m の色分けだと、飛ばし浮きを使わない限りラインが出ないので、10m ぐらいの色分けがいいと思います。
値段を考えたら色分けが無いものが安いんですけどねぇ、、、悩むなぁ。