というわけで、週末はようやく駿河湾にボートを浮かべてきました!
現地に到着したら、まずは細々といろいろな事をチェック。
出港時の手順や注意事項、洗艇時の水の扱いや会計の方法などなど。。。
出港準備の為にボートに乗っかると、、、周りのボートを含めて辺り一面に小さな虫(羽アリっぽいやつ)の死骸が…(^^;
夜はマリーナの明かりに誘われてやってきた虫がボートの上で大宴会している模様。
ひとまずボートを水で流してから荷物を積み込んだりして、ようやく出港にこぎつけたのが10時ぐらいでした。
■タックル:シイラ用
ロッド:
GAME AR-C S1006M-T
リール:02ツインパ5000HG
ライン:PE 1.5 号
リーダー:フロロ 10 号
■タックル:メタルジグ用
ロッド:OCEA AR-C S806L
リール:
06'TWINPOWER Mg C3000
ライン:PE 1.0 号
リーダー:フロロ 4 号
■タックル:深場用
ロッド:GAME 炎月 B661R
リール:ミリオネアSP200BB
ライン:PE 1.0 号
リーダー:フロロ 10 号
海に出ると湾奥だけあってベタ凪ながらも水は緑色…(^^;
東京湾と同じで夏は水質があまりよくないようです。
巡航速度で20分ぐらい走ると、緑色の海面と綺麗な青い海面の境目を発見!
そこからは深いブルーな海が広がっています。
駿河湾は海岸線から遠くない場所で一気に深くなっているので、海岸線を見ながら魚探を見ていると「もうここで水深100m!」とビックリするような水深になります。
海岸線は山の緑がまぶしく、自然そのもの。
三浦半島とはかなり違った時間が流れています。
ひとまずゴロタ場の沖の適当な水深の場所でメタルジグを使ってボトム探索開始。
数投後、AR-C 806L で 30g のメタルジグでボトムパンピングのフォール中にビビッ!っと何かがヒット!
グリグリ巻いてそのままぶっこ抜くと、それは綺麗なメバルちゃんでした!
って、ここまで来てキミですか?みたいな(^^;
手尺 16cm ぐらいだったのでそのままリリース。
続けてしばらくキャストしていると後ろで何やらバシャバシャと音が…
振り返ると、、、な、何と!ナブラが立っているではないデスカ!!
慌ててメタルジグを投げようとしますが、シイラの本が頭をよぎります。
もし、シイラだったらこのタックルでは一発で切られるなぁ、、、もうちょっと様子を見てみよう。。。
と思った瞬間、ズバッ!っと水面を黄緑色の魚体が横切ります。
し、、、シイラや、、、(☆ _ ☆;
初めて見るシイラに大興奮しつつ、慌ててタックル準備。
一応、ロッドにリールはセッティングしていたので、慌ててルアーをパッケージから出して繋げます。
で、ボートの先端に立って、ウリャ!っとキャスト!!
水面に目をやると、水中を飛行機のようにシイラが通過していき、イワシのウロコがキラキラ水中を踊っています。
ゴリゴリ、、、グリグリ、、、と適当なアクションを付けながら早巻きを数回繰り返していると、、、何と!ルアーの後ろにシイラがくっついて来てます!!
喰ぇ~喰ぇ~、、、と食卓に上がったムニエルを想像しつつ巻き巻きするも、すんでの所で反転。orz
これで自分のスイッチがON!!
ナブラの風上ににボートをつけて、流されながらナブラ近辺に向かってひたすらドラドスライダーを投げまくります。
ちょうど場所が良かったのか、ボートの周りで散発的にナブラが出続けます。
、、、が、投げども投げどもぜんぜんヒットせずに追っても来ません。
結局、そこで数時間粘ってナブラを撃つも、ノーヒット(TT
ナブラが出なくなったので休憩しつつ、適当にメタルジグを投げていると、急に睡魔が。。。(^^;
あまりの景色の良さと風のないまったり感に完全にゆるゆるモード。
何度かガクッっと頭を落としながら、ボートで居眠り運転の事故はイヤだなぁ、、、と思い、かなり早い時間にそのまま納竿としました。
帰り道、湾奥に向かう場所で突然風が強くなります。
どうやら東風が西伊豆の山に遮られていたので、西伊豆の海岸よりは風が無かった模様。
強くなったと言っても、三浦半島で経験した風からすれば波も穏やかだったので、問題無くマリーナに帰れました。
問題なのはそのあと。
今までは海中に沈んだ船台に乗っけて持ち上げてもらう形式だったので陸揚げは割とスムーズでした。
でも、今回のマリーナはポンツーンに係留してから陸揚げする形なので、まずは係留する必要があります。
恐らく大丈夫、、、と思い、最初の一回。
ポンツーンに寄せて、、、っとポンツーンに飛び乗り、ロープを繋ごうとした瞬間、あれ?ロープが引っ張られる!!という違和感。
どうもボートが前に進んでいるような、、、と思ってコンソールを見てみると、飛び乗る時に腕が当たったのか微妙に前進に入っています(^^;
慌ててロープを巻き込まないようにロープを持ってボートに飛び乗って後進して離岸、、、ってこれだけで汗だく(^^;
早めに帰った事もあって陸揚げは空いていたので、今後の事を考えてしばらく着岸の練習をして終了しました。
これからは係留に必要な基本的な結び「クリート結び、もやい結び、巻き結び」も多用する事になるので、現場で慌てないように練習しておこうと思います。
今回は初の駿河湾釣行。
とにかく人やボートの数が全然少ないので非常に快適ではあるんですが、逆に魚の居場所はまったくわからず。
遊漁船を目標に、、、と思いきや、遊漁船が見つからず(TT
サバやタチウオなんぞどこ吹く風、という感じでたまたま運良く見つけたシイラに遊んでもらったような感じです。
いろいろな意味で三浦半島周辺の海とは違う駿河湾の一面を垣間見ることができました。