三浦半島西側の小磯

迷える羊

2006年03月13日 13:14

2006.3.11 14:00-20:30
満潮:15:09
干潮:21:41

今回こそメバルちゃんと出会うべく、三浦半島西側の小磯に出撃してきました。
昼間は気になっていた場所を巡りつつ、夜はメバリング本番です。

まずは昼間。
気になっていた小磯を巡りながら、底の状態を確かめます。
思ってた通りになかなか良い感じです。
夜になればかなり楽しめそうな感じです。

ゆっくりと周囲を巡って、夕方のうちに夜の場所に移動します。
ここは以前にちょい投げをしにきた事がある場所です。

現地を見渡すと手前にかなり藻が多く水深もかなり浅いので、藻の隙間や藻の向こうを狙う事にしました。
タックルは藻に負けないように、GAME AR-C S706UL + 05バイオマスター2500S + モーリス バリバス ライトゲーム フロロカーボン 5lb 80m + 風神玉 -0m + 呉羽化学 シーガーエース 1.0号 50m + ゼロヘッド ドリフト クリアーという、ちょっと太目の設定です。

水深が浅めである事と、根掛かり防止の為に、風神玉 -0Mをチョイスしました。
これで表層、中層を探っていく作戦です。

まだ昼間の明かりが完全に残っているうちは、メバルちゃんの反応はまったく無し。
と思っていたら、いつものアイツが遊んでくれました。



ふと足元を見ると、岩の切れ目になにやら小さい魚影複数発見。
一匹はカワハギなんですが、他はウミタナゴなのかメバルなのかよくわかりません。

というわけで、早速、そこに仕掛けをゆっくり通して見ると、、、
物陰から物凄い速さでエサに突進してくる影が!?
またアナハゼちゃんかしらん??
と思って、あげて見ると、なんとメバルちゃんでした!!



金ピカの立派なメバルちゃんです。
まさか昼間にサイトフィッシングできるとは驚きです!
雑誌などでは良くサイトフィッシングが紹介されていますが、昼間にメバルが見えるというのが半信半疑でした。

でも、今回のコレで、なーるほど、といった感じです。
水の底が見えるだけに「こんな場所にはいないなぁ」とか「居ても食わないだろう」という、いままでの人間感覚での居る/いない、が良い意味で覆りました。

その後、ちょっと場所移動。
そこは足元から完全な砂地でしたが、沖に海藻が茂っていて、砂地の中にもポツンポツンと半畳ぐらいの根があるような感じです。
最初は手前の砂地よりも遠くの海藻帯に向けて遠投していましたが、微妙に届かず。
届かないとダメだかなぁ、、、と思い、集中力が途切れます。

そんな中、曳いてくる最中に何気に手前の小さな根で、動きチェックでもしようと思い、見えている砂地にポツンとある極小さな根の上をゆっくりトレースすると、その影からビビビッと出てきたのは、またもやメバルちゃん!



これも結構ビックリです!
一応、根魚(ロックフィッシュ)と呼ばれているので、砂地にポツンとある根の中にまさか居るとは思いませんでした。

その後、辺りはかなり薄暗くなってきて、そのタイミングでまたもやちょっと移動。
今度は小磯です。

海藻の間の中層をゆっくりと丁寧にトレースすると、ガツン!と強いアタリ。
こ、これは大きなものがキタかしらん!?
とガツガツと潜ろうとするのを必至に耐えていると、急にふっと軽くなったと思ったら、風神玉が飛んできました(^^;
スッポ抜けです~(TT

か、かなり悔しい・・・(TT
ゼロヘッドを見てみても伸びとかは無かったので、完全にスッポ抜けです。

気を取り直して、違う方向にキャストしていると、またもやガツンと強いアタリ!
今度こそ!!
と思い、太目仕掛けにモノを言わせて強引に巻き上げようとしたら、海藻に・・・(TT
引き上げてみると、フックが伸びていました。
どうやら海藻に引っ掛かった時に魚が外れたようです。

うぅ、、、、、立ち直れないかも・・・
と思い、ちょっと場所移動。

ここで、気分転換にブルーフォックス メバルベイト30 パールホワイトからダイワのビームスティックの幻影クリア1.5インチにチェンジしました。
水深がかなり浅いので、キャストして3カウントぐらいで曳き始めます。
すると、またもやガツッ!とアタリ。
今度は水面を滑らせるように慎重に抜き上げると、20cm 前後の良型です!
(自分尺度で、小指と親指を目いっぱい広げると約 20cm です)



お腹の横になにやら傷がついています。
なので、写真をとってお帰り頂きました。

俄然やる気が湧いてきて、キャストを続けるとまたもやヒット!
引きからするとこれも 20cm はありそうです。
手前に寄せて抜き上げようとした瞬間、藻に絡まって魚が外れました。
ビチャビチャ!っと藻の上で跳ねた後、そのままお帰りです(TT

ここでまたちょっと場所移動。
次の場所は手前に藻があって、数メートル先から藻が切れています。
ひとまずワームをエコギア グラスミノー S 赤バチに替え、遠投して 5 カウントで曳いてきます。

すると、これが大当たりで、1 キャスト 1 ヒット状態。
藻の手前の同じ位置で、必ず食ってきます。
しかも全部 20cm 前後の良型。

あぁ、寒い冬も頑張ってメバリングしてたかいがあったわぁ~!
と一人でニヤニヤしながら GAME AR-C S706UL の長さと張りのあるバットで、ヒットと同時に藻の中から引きずり出し、水面を滑らせるように取り込みます。
その後、一瞬の入れ食いタイムも 30 ~40 分程度で終わり、10 匹弱釣った所で、アタリが無くなったので納竿しました。

食べる分だけお持ち帰りという事で、爆釣開始、最初の 2 匹だけ〆ていたものを持って帰りました。



いや~、今回は自分の中の思い込み的な概念が良い意味で崩れ、いろいろな収穫がありました。
周りに釣り人も見当たらず、月に照らされた中で一人静かにメバル釣りを楽しむ、、、久々に大満足の釣行でした。

そういえば、今日は Maria のメバル大会の日だったような・・・
良型が揃ったものの、自己記録の 22.2cm にはどれも届かなかったと思うので、ダメだったかしらん。。。

今回の収穫についてはまた後日という事で。


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