ナチュログ管理画面 海釣り・ソルトウォーター 海釣り・ソルトウォーター 関東 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報
ブログ作成はコチラ
あなたもナチュログでアウトドア生活を綴ってみませんか?
プロフィール
迷える羊
迷える羊
神奈川県在住の甘いもの大好きな釣り好きです。
何でも試してみないと気が済まないので、散財しながらも楽しんでます。
乗り物には酔い易いものの 2006 年に一級小型船舶免許をGET!
2007年にはマイボート「アグレッサー21」を購入して、冬のメバリング、夏のボートを楽しんでいます。
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 12人
アクセスカウンタ
QRコード
QRCODE
Information
アウトドア用品の
ご購入なら!

2008年11月16日

300,000 HIT記念:釣り雑感「釣り」part2。

というわけで、300,000 ヒット記念の釣り雑感の続きです。

私にとっての「釣り」の続きです。


>「そうでない人」に対して資源保護としての「魚」を意識してもらう為には、やはり損得勘定をハッキリさせるのが一番かなぁ、、、とも思います。


それでは、釣りにおける損得勘定とは何か?

サラ●ーマン●太郎に習って名刺を狙っているなら別ですが、普通は「魚」が”得”でリターンとなりますよね。

それでは損とは、、、それまでに掛かったお金と時間と労力です。

「せっかく釣りに出掛けたのに釣れなかった」

これは「釣りに出掛ける(準備を含む)」というリスクを負って「魚」というリターンを期待したわけですね。

こういった場合、「リスク>リターン」となれば行動を起こさない可能性が高くなります。

ただ、「そうである人」の場合、リターンが「魚+α」となり、そのαに意味を見いだしている為に、余程のリスクが伴わなければ釣りに行くと思います。

対して、「そうでない人」の場合、リターンが「魚」だけとなり、多少のリスクが伴えば釣りに行かなくなると思います。


それでは、リスクを増やすにはどうしたら良いか?

釣行のリスクと言えば、最近ではガソリン高騰なんかがありました。

台風などの天候によってもリスクが増えるので釣りには出掛けなくなりますが、一番直接的で常時関わってくるのが「お金」というリスクを増やす事です。

釣りに出掛ける場合に「お金」を払う場面を考えてみると、、、

・釣り具を買う
・食料を買う
・駐車場代を払う
・交通費を払う

などが大雑把に考えられると思います。

ひとまず釣り具はあるとして考えると、、、

・食料を買わない&家から持って行く。
・駐車場代を払わない&払う場所に停めない。
・交通費がかからないところに行く。

こうする事で「釣りに出掛ける行為(リスク)」はかなり減らす事ができます。

釣りに出掛ける側としては節約になりそうですが、この結果を考える必要があります。


釣りに行くリスクが減るとどうなるか。

リスクが減ればそれだけ多くの人が釣りをしに海岸沿いに集まります。

もちろん、全員が余裕で通れる道路があるわけでも無く、全員が余裕で停められる駐車場があるわけでもなく、全員が一切ゴミを放置せずに持ち帰るわけでは無く。

そう考えると、海岸沿いの方々にとっては、釣りのリスクが減れば減るほど人が集まってきて、それがリスクとなるわけですね。

これは「自分のリスクを減らす行為は、誰かのリスクの増加の可能性がある」という事なのかもしれません。


それではそのリスクは誰が負っているのか、、、結局は海岸に近い場所に住んでいる方々が負う事になります。

このリスクは人が集まれば発生してしまう事なので回避は恐らく不可能。

とすれば、リスクがある以上、納得するには「リターン」が必要になると思います。

それは何か、、、ってやはり「お金」ですよね。


もちろん、「それは国が道路を…」とか「法整備が…」という話もありますが、

実は難しい話では無くて、

「自分の家の前の道路が決まって週末に大渋滞してたら嫌ですよね。」

というような簡単な事なのかな、と。


自分の行為が他人に迷惑を掛けてしまう、、、とは言え、集団での事なので一人一人を きつく抑制する訳にもいきません。

混んで迷惑するからと言って「渋谷に行くな」というのは変ですよね。


だったらせめてお金を地元に落とす事で、お互いが納得できる良い環境はできないかな、、、と思っています。


細かくは書きませんが、例えば「ライセンス制の導入」だったり「海岸使用料」だったり「釣り環境税」だったり。(個人的なイメージでは年間の釣りライセンス+海岸使用料が 16,000~36,000 円ぐらい)

こうして集めたお金を漁協に分配して、海岸に一番近い方々に海岸の管理や資源保護を改めてお願いする、というようなイメージです。


つまり、釣りにお金が掛かるようにする事によって、釣りという行為の閾値を上げ、それでもやる人はしっかりと地元や環境にお金を落とす、という仕組みがあればいいなぁ、と。

そういった仕組みがあれば、それを元に、最終的には釣りを紳士的なゲーム(イメージはゴルフ)として広く認知してもらう事も可能な気もする上に、それは各個人の意識の向上を促し「釣り人」の質の向上にも役立つかな、と思います。



「タダほど高いモノはない」


何でもお金が掛かるこのご時世。

美しい海岸や天然の魚が実はタダ同然という事実を早く何とかしないと、本当に綺麗な海や美味しい魚が「プライスレス」になってしまう日が来てしまうかもしれません。

魚が居なくなってしまえば釣り業界もお手上げ、、、(あ、自転車やゴルフでやってけるか?!(^^; )になってしまうかもしれないので、是非、業界が先頭に立って旗を振って欲しいものです。



、、、というような事を最近思っていたりします(^^;

グダグダと続いた独り言に最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました。

そして、今後ともよろしくお願い致します。




リバレイ特集 ロックフィッシュ特集
同じカテゴリー(日々の出来事)の記事画像
初釣り行きたい
ベイトフィネスお試し
青物準備
怪しい雲行き
お買い物
週末はお買い物。
同じカテゴリー(日々の出来事)の記事
 ヨドバシポイントで釣り具が… (2014-05-14 20:00)
 初釣り行きたい (2012-01-25 23:27)
 新年のご挨拶 (2012-01-06 23:07)
 ホームグラウンドで素潜り (2011-08-18 22:08)
 ベイトフィネスお試し (2011-08-10 21:29)
 青物追いかけたひ (2011-07-12 11:19)

この記事へのコメント
なるほど、迷える羊さん、考えてますね。
私は、地元では渓流とかで釣りをしていましたが、地元を離れてしなくなったのは、お金を払う必要があったからです。
なんか、釣堀で釣ってる感が・・・

でも、そういわれると、悩みますね。私には難しい問題です。
Posted by pepsi-man at 2008年11月16日 19:23
こんばんは。
日本の川や湖では一般的なライセンス(入漁券)制は海では一部の釣り公園以外ではありませんね。テレビで時々海外での釣行時にライセンスを買っている場面を見ますが、結構高い印象があります。
資源保護や管理という意識とシステムは
海外の方が圧倒的に進んでいるのでしょうけど、周りを海に囲まれたユーラシア大陸の沖磯?、日本人の勤勉で行儀の良い特徴で何とか海釣りの完全管理は防ぎたいですね。
それには一人一人が釣りの時だけではなく、人としての質を上げないと将来、迷える羊さんのいうとおりになって、子供が気軽に出来る
遊びでは無くなってしまいますね。
Posted by ケン付30号 at 2008年11月16日 23:56
>pepsi-man さん

今回は単なる私の妄想を書きましたが、現状の仕組みがある以上、難しい問題もあると思うので、結局は大きく変わるには時間が解決するしか無いんだろうなー、、、と思っています。

意味的には、お金を徴収するのが良い、とか、「~しなければならない」という事ではなくて、一人一人が「将来どうなったら良いのか」という事を考えて、それに向かって自分がどういうスタンスで歩んでいくのか、という事を意識する事が一番重要な気がしています。

とは言え、大抵の問題は100人居れば100人の言い分があると思うので、結局は皆が足を引っ張り合ってしまってなかなか先に進まないんですよね(^^;

そういった事を考えると、計りきれない自然が相手で、しかも関係者が多岐に渡るので、非常に難しい問題だなぁ、、、と思います。



>ケン付30号

「ユーラシア大陸の沖磯」、これ確かに(^^;

地球儀で見るとまったくその通りですね。

私が妄想した料金徴収は、子供の頃で時間がある時にこそ自然にたくさん触れて欲しいので、小学生以下は無料というのを考えていました。

結局の所、最終的には「教育」という問題に突き当たる事は恐らくそうであって、それが高度経済成長時代の「日本人は勤勉で行儀が良い」という事に繋がっていたのだと思います。

では、その「教育」は誰がするのか??

、、、そう考えると、それはそれでこれまた難しい問題に繋がっていっちゃうんだよなぁ、、、みたいな(^^;
Posted by 迷える羊迷える羊 at 2008年11月17日 13:34
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
300,000 HIT記念:釣り雑感「釣り」part2。
    コメント(3)