2009年04月01日
EXIST2004と07'ステラ2500S の使い分け。
というわけで、先日購入報告をした EXIST 2004 + ZPI タクティカルハンドル。
先日の釣行時に使ってきたので軽くインプレしたいと思います。
今回のウルトラライトタックルは、
・・ロッド:ブリーデン 68strange
・・リール:ダイワ EXIST 2004 + ZPI タクティカルカーボンハンドル
・・ライン:ポパイ フロロ 3lb
・・ジグヘッド:COBRA29, 尺ヘッド, シラスヘッドファイン
という構成で、今まではリールだけが「07'ステラ」という状態でした。
で、使ってみての感想は「ヤバい!」の一言。
気持ち的には感度が 2 段階ぐらい上がった感じです。
ステラはその重量と回転のシルキーさが逆にウルトラライトの感度をスポイルしているような気がしました。
タクティカルハンドルもまさに絶好調で、素晴らしい!の一言。
さすがにここまで違うと思っていなかったのでオドロキです。
これはリール部隊再編の予感。。。
たまに、ドラグはステラよりも EXIST の方が良いかも、、、という話を聞きますが、今まではそんなもんかなー、ぐらいに思っていましたが、自分で買ってみて改めてスペックを見てみると気になることが。
07'ステラ2500S のドラグ力は MAX 5kg で実用ドラグ力が 2.5kg となっています。
対する EXIST 2004 は MAX 2kg。
シマノと同じで最大の半分が実用だと仮定すると、1kg が実用値ぐらいかな。
ここで、「最大ドラグ力」と「実用ドラグ力」という言葉の意味ですが、調べてみると勘違いしていた事がわかりました。
今までは「最大ドラグ力」は、ドラグを目一杯締めた時にドラグが滑り出してしまう力、「実用ドラグ力」は、実際にドラグの機能を最大限発揮できる力、と思っていました。
ところが、実はどちらのドラグ力もドラグは目一杯に締めた状態で計測しているようです。
では何が違うのか、、、どうやら計測時のラインを巻く量に違いがあるようです。
「最大」の方はラインを少しだけ巻いて計測、「実用」はラインを目一杯巻いて計測、という事らしいです。
確かに巻きの経が小さくなればなるほど、スプールを回転させるのに必要な引っ張る力が大きくなりますよね。
実用ドラグ力がドラグを目一杯締めているとすると、一番スムーズにスプールが滑り出すようなドラグを最大限に発揮できる力は実用ドラグ力を 3 等分した真ん中の 1/3 の範囲ぐらいかしらん??
そう仮定した場合、ステラの場合は、2.5kg÷3 ≒ 0.83kg で、0.83kg~1.66kg の範囲となり、EXIST の場合は 1÷3 = 0.33kg で、0.33kg~0.66kg の範囲となります。
通常はメインラインを 3lb として、ドラグ調整値をメインライン強度の 1/4 程度と考えると 0.75lb がドラグ値となります。
1lb ≒ 454g とすると、0.75lb ≒ 341g ですね。
つまり、ステラでは範囲に入っていませんが、EXIST の場合は範囲に入っています!!
仮定が多い試算ながら、これらの事から、どちらかと言えば EXIST の方が細いラインでの釣りに向いていそうな気がします。
結果をまとめると、
ステラ(実用ドラグ力2.5kg)のドラグ機能が美味しく使えるメインラインの範囲:7.3lb ~ 14.6lb
EXIST(実用ドラグ力1.0kg) のドラグ機能が美味しく使えるメインラインの範囲:2.9lb ~ 5.8lb
となり、EXIST 2004 は まさにメバル向けで、07ステラ2500Sは、シーバスやフラットフィッシュ系が強い、、、と考えられますね。
実際は PE やナイロン、フロロなどによって設定が変わると思うので単純では無いと思いますが、これはこれでひとつの目安になりそうな気がします。
カタログ上ではドラグ力が強めなシマノの思惑はわかりませんが、自分の中でより明確にリールの使い分けの必要性を感じることができました。
まぁ、スペック表を見ると数字が高い方が何となく高性能な気がする、、、という心理もあるので、それだけで十分に宣伝となっている気もしますが。。。
、、、07'ステラ2500S、、、オフショアに転向しそうな予感(^^;
先日の釣行時に使ってきたので軽くインプレしたいと思います。
今回のウルトラライトタックルは、
・・ロッド:ブリーデン 68strange
・・リール:ダイワ EXIST 2004 + ZPI タクティカルカーボンハンドル
・・ライン:ポパイ フロロ 3lb
・・ジグヘッド:COBRA29, 尺ヘッド, シラスヘッドファイン
という構成で、今まではリールだけが「07'ステラ」という状態でした。
で、使ってみての感想は「ヤバい!」の一言。
気持ち的には感度が 2 段階ぐらい上がった感じです。
ステラはその重量と回転のシルキーさが逆にウルトラライトの感度をスポイルしているような気がしました。
タクティカルハンドルもまさに絶好調で、素晴らしい!の一言。
さすがにここまで違うと思っていなかったのでオドロキです。
これはリール部隊再編の予感。。。
たまに、ドラグはステラよりも EXIST の方が良いかも、、、という話を聞きますが、今まではそんなもんかなー、ぐらいに思っていましたが、自分で買ってみて改めてスペックを見てみると気になることが。
07'ステラ2500S のドラグ力は MAX 5kg で実用ドラグ力が 2.5kg となっています。
対する EXIST 2004 は MAX 2kg。
シマノと同じで最大の半分が実用だと仮定すると、1kg が実用値ぐらいかな。
ここで、「最大ドラグ力」と「実用ドラグ力」という言葉の意味ですが、調べてみると勘違いしていた事がわかりました。
今までは「最大ドラグ力」は、ドラグを目一杯締めた時にドラグが滑り出してしまう力、「実用ドラグ力」は、実際にドラグの機能を最大限発揮できる力、と思っていました。
ところが、実はどちらのドラグ力もドラグは目一杯に締めた状態で計測しているようです。
では何が違うのか、、、どうやら計測時のラインを巻く量に違いがあるようです。
「最大」の方はラインを少しだけ巻いて計測、「実用」はラインを目一杯巻いて計測、という事らしいです。
確かに巻きの経が小さくなればなるほど、スプールを回転させるのに必要な引っ張る力が大きくなりますよね。
実用ドラグ力がドラグを目一杯締めているとすると、一番スムーズにスプールが滑り出すようなドラグを最大限に発揮できる力は実用ドラグ力を 3 等分した真ん中の 1/3 の範囲ぐらいかしらん??
そう仮定した場合、ステラの場合は、2.5kg÷3 ≒ 0.83kg で、0.83kg~1.66kg の範囲となり、EXIST の場合は 1÷3 = 0.33kg で、0.33kg~0.66kg の範囲となります。
通常はメインラインを 3lb として、ドラグ調整値をメインライン強度の 1/4 程度と考えると 0.75lb がドラグ値となります。
1lb ≒ 454g とすると、0.75lb ≒ 341g ですね。
つまり、ステラでは範囲に入っていませんが、EXIST の場合は範囲に入っています!!
仮定が多い試算ながら、これらの事から、どちらかと言えば EXIST の方が細いラインでの釣りに向いていそうな気がします。
結果をまとめると、
ステラ(実用ドラグ力2.5kg)のドラグ機能が美味しく使えるメインラインの範囲:7.3lb ~ 14.6lb
EXIST(実用ドラグ力1.0kg) のドラグ機能が美味しく使えるメインラインの範囲:2.9lb ~ 5.8lb
となり、EXIST 2004 は まさにメバル向けで、07ステラ2500Sは、シーバスやフラットフィッシュ系が強い、、、と考えられますね。
実際は PE やナイロン、フロロなどによって設定が変わると思うので単純では無いと思いますが、これはこれでひとつの目安になりそうな気がします。
カタログ上ではドラグ力が強めなシマノの思惑はわかりませんが、自分の中でより明確にリールの使い分けの必要性を感じることができました。
まぁ、スペック表を見ると数字が高い方が何となく高性能な気がする、、、という心理もあるので、それだけで十分に宣伝となっている気もしますが。。。
、、、07'ステラ2500S、、、オフショアに転向しそうな予感(^^;
Posted by 迷える羊 at 14:33│Comments(3)
│リール
この記事へのコメント
なるほど。
私は、68ストレンジに関しては、少なくともC2000Sよりも2500Sの方が、感度がよくなる感じなんですが、EXISTだからなのか、使い方が違うのか、面白いです^^
あ、カーボンハンドル、発注しちゃいました^^
私は、68ストレンジに関しては、少なくともC2000Sよりも2500Sの方が、感度がよくなる感じなんですが、EXISTだからなのか、使い方が違うのか、面白いです^^
あ、カーボンハンドル、発注しちゃいました^^
Posted by pepsi-man
at 2009年04月01日 15:44

なかなか面白い考察ですね!
両方のリールを持つ方の意見だと参考になります。
ステラの方が同じ金額帯だと高級感があるのですが、どうもシマノのリールと相性が悪くて・・・。
バックラッシュの少なさとかでついついダイワに落ち着いてしまいます。
イグジスト自体かなりの感度アップですがそれが1003になると・・・。
68との組み合わせは、今のところ私の最終兵器という感じです。
両方のリールを持つ方の意見だと参考になります。
ステラの方が同じ金額帯だと高級感があるのですが、どうもシマノのリールと相性が悪くて・・・。
バックラッシュの少なさとかでついついダイワに落ち着いてしまいます。
イグジスト自体かなりの感度アップですがそれが1003になると・・・。
68との組み合わせは、今のところ私の最終兵器という感じです。
Posted by naohare at 2009年04月01日 22:48
>pepsi-man さん
道具は人それぞれ感じ方が違うと思うので、いろいろですね。
私も 2500 番 より小さい番手は結果的にいまいちでした。
もしかしたらタクティカルカーボンハンドルの違いかもしれない、、、とすれば、pepsi-man さんのインプレを待てば良いわけですね(^^;
カーボンハンドル、、、一瞬、夢屋のステラ用カーボンハンドルノブの事かと思っちゃいました。
今、ステラをオフショア用にするならあってもいいかな、、、と思いつつ、ノブで 1.6万円は無いよなぁ、、、とか思いつつ、、、迷ってます(爆
>イソメン さん
あまりにもあっさり釣れたので自分でもビックリでした(^^;
ペットロス、大変でしたね。
ウチの実家の犬も3代目で、以前の 2 匹は亡くなりました。
特に初代の犬が亡くなった日の朝は今でも鮮明に覚えています。
気持ちの区切りが付いたら、徐々に釣り再開、、、ですね。
>naohare さん
2004 と 2500 の比較なので、そもそも、、、という感じではありますが、ダイワは 2500 でも Max7kg で、シマノの Max10kg よりは細いラインを意識しているような気がします。
そんなわけで、ステラは鯛ラバ&ライトジギング用に落ち着きそうな気配。
下巻き無しの PE 0.8 号~1.0号 200m 巻きを考えると、F6, F8 スプールも実は使い出があるなぁ、、、と思ってたり。
C3000 は下巻きが必ず必要になるので、実はかなり使い勝手が悪いです。
1003 はどうしてもシマノの 1000番のイメージが抜けなくて手が出せないんですよね。
ある意味トラウマなのかもしれません。
道具は人それぞれ感じ方が違うと思うので、いろいろですね。
私も 2500 番 より小さい番手は結果的にいまいちでした。
もしかしたらタクティカルカーボンハンドルの違いかもしれない、、、とすれば、pepsi-man さんのインプレを待てば良いわけですね(^^;
カーボンハンドル、、、一瞬、夢屋のステラ用カーボンハンドルノブの事かと思っちゃいました。
今、ステラをオフショア用にするならあってもいいかな、、、と思いつつ、ノブで 1.6万円は無いよなぁ、、、とか思いつつ、、、迷ってます(爆
>イソメン さん
あまりにもあっさり釣れたので自分でもビックリでした(^^;
ペットロス、大変でしたね。
ウチの実家の犬も3代目で、以前の 2 匹は亡くなりました。
特に初代の犬が亡くなった日の朝は今でも鮮明に覚えています。
気持ちの区切りが付いたら、徐々に釣り再開、、、ですね。
>naohare さん
2004 と 2500 の比較なので、そもそも、、、という感じではありますが、ダイワは 2500 でも Max7kg で、シマノの Max10kg よりは細いラインを意識しているような気がします。
そんなわけで、ステラは鯛ラバ&ライトジギング用に落ち着きそうな気配。
下巻き無しの PE 0.8 号~1.0号 200m 巻きを考えると、F6, F8 スプールも実は使い出があるなぁ、、、と思ってたり。
C3000 は下巻きが必ず必要になるので、実はかなり使い勝手が悪いです。
1003 はどうしてもシマノの 1000番のイメージが抜けなくて手が出せないんですよね。
ある意味トラウマなのかもしれません。
Posted by 迷える羊 at 2009年04月02日 16:40
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