2007年02月28日
ライフジャケットの話
というわけで、ライフジャケットのお話です。
pepsi-man さんのブログで書いてあった事が、私も以前にどうなのか迷った事があるので、その後の事も含めて改めて記事にしてみようかなと。
以前の記事の通り、最初はフローティングベストのみでした。
でも、リュックやカバンを持つようなライトな釣りをしたい時にはちょっと大げさかな、と。
そこで、「嫁さんの為」という口実も付け加えて自動膨張式のシマノ VE-351C ラッドステップ・ラフトエアジャケットを購入しました。
実際に使ってみたところ、ライトに釣りをするにはまさしくこれがベストに感じました。
「付けているのに付けていないみたい!」というどっかで聞いたような感想もありつつ、何と言っても見た目が全然違います。
これを購入する前は嫁さんにはよく船に積んであるようなオレンジ色のベストを着せていたんですが、これにした途端に自分から進んで着用するようになりました(^^;
でも、使っていくうちに欠点が一つ。
ある時、自分も使おうかな、、、と思って、使ってみた時に問題が発生しました。
サーフトローリングで魚を浜にずり上げて、さぁ、魚を外すためにプライヤーを持って魚の元に行こうかな、、、とした瞬間、ググッ、、、ベロベロベロ…。。。
腰のエアジャケットに荷物のベルトが引っ掛かっていて、それを知らずに立ち上がって歩こうとしたので、エアジャケットのベルトに荷物の重さが掛かってそれにつられて中身が出てきてしまいました(TT
膨張したわけではないので、ボンベを替える必はありませんでしたが、当然、初めての状況なので、畳み方はわからずじまい。
結局、外しておくしかなくて、まったく意味がありませんでした(TT
家に帰ってから構造を調べてみると、ベルトは畳まれた空気袋の端に縫い付けてあり、ベルトをあまり強く引っ張ると中身がでてくるようになっていました。


【こんな感じ】
というわけで、これを購入する人へのアドバイス。
・エアジャケットのDカンやチョークバックには重いものや引っ掛かり易いものは取り付けない。
・購入したら一回開けてみて、畳み方を知っておく。
・替えボンベは用意しておく。
これらに気をつけていれば、きっと便利に使えること間違い無しです!
そんなわけで、次の本題。
エアジャケットをつけたまま、ウエストバックは付けられるか?という事です。
まずは写真をご覧下さい。

【汚い格好ですいません(^^;】
エメラルダスウエストバッグとシマノ VE-351C ラッドステップ・ラフトエアジャケットを装着するとこんな感じです。
(ウエストバッグの左側のポーチは外してあります)
やってみた感じではエアジャケットとウエストバッグの共存は可能だと思います。
ですが、安全の都合上、やはり前がバッグ、後ろがライフジャケット、のように前後になってしまうのは避けられないと思います。
また、おそらく上側にライフジャケットをつけないと膨らんだ時に脇の下に浮き上がらないと思うので注意した方がいいかもしれません。
同じ理由でリュックの場合、エアジャケットが膨らんだ際にリュックに引っ掛かって脇の下に移動できなくなる可能性もあるので避けた方が良さそうです。
こうやって考えてみると、安全に共存できるのはウエストバッグのみになるかな、と。
、、、でも、そうであれば船型の首からかけるやつと同じですね。
(極軽いショルダーバッグならばウエストバッグタイプの場合は装着できると思いますが、膨張の妨げになる場合を考えると避けた方が無難かもしれません)
結局、ウエストバッグタイプであれば、ウエストベルトタイプ、船型のどちらでも構わないように思います。
あとは装着感などの好き好きだと思います。
自分は、メバルを本格的にやるようになってからは港湾などのライトな場所でやる事が少なくなっているので、ウェーディングジャケットに落ち着いてます(^^;
でも、最近はいつものポイントの状態が「このぐらいの潮位なら、あそこまでは濡れずに行けるかな、、、」というぐらいにはわかってきたので、多少ライトな格好でもいいかも、、、とも思っています。
とは言え、ベストのように「手元に何でもある感じ」は慣れちゃうと捨て難いんだよなぁ~、、、って結局迷うのよねぇ(^^;
※文章中、不明な点があればご質問頂ければお答えできると思いますので、遠慮なく質問してください。
※ウエストベルトタイプのものは各社からいろいろなものが販売されていますが、全てにおいて上記の話が当てはまるわけではありません。
あくまでも私が購入したシマノのエアジャケットとシマノのインフレータブルライフジャケットについての感想なので参考程度にお願いします。
また、自分の命に関わる問題ですので、製品の安全に関しては必ず自分で確認してから使用してください。
pepsi-man さんのブログで書いてあった事が、私も以前にどうなのか迷った事があるので、その後の事も含めて改めて記事にしてみようかなと。
以前の記事の通り、最初はフローティングベストのみでした。
でも、リュックやカバンを持つようなライトな釣りをしたい時にはちょっと大げさかな、と。
そこで、「嫁さんの為」という口実も付け加えて自動膨張式のシマノ VE-351C ラッドステップ・ラフトエアジャケットを購入しました。
実際に使ってみたところ、ライトに釣りをするにはまさしくこれがベストに感じました。
「付けているのに付けていないみたい!」というどっかで聞いたような感想もありつつ、何と言っても見た目が全然違います。
これを購入する前は嫁さんにはよく船に積んであるようなオレンジ色のベストを着せていたんですが、これにした途端に自分から進んで着用するようになりました(^^;
でも、使っていくうちに欠点が一つ。
ある時、自分も使おうかな、、、と思って、使ってみた時に問題が発生しました。
サーフトローリングで魚を浜にずり上げて、さぁ、魚を外すためにプライヤーを持って魚の元に行こうかな、、、とした瞬間、ググッ、、、ベロベロベロ…。。。
腰のエアジャケットに荷物のベルトが引っ掛かっていて、それを知らずに立ち上がって歩こうとしたので、エアジャケットのベルトに荷物の重さが掛かってそれにつられて中身が出てきてしまいました(TT
膨張したわけではないので、ボンベを替える必はありませんでしたが、当然、初めての状況なので、畳み方はわからずじまい。
結局、外しておくしかなくて、まったく意味がありませんでした(TT
家に帰ってから構造を調べてみると、ベルトは畳まれた空気袋の端に縫い付けてあり、ベルトをあまり強く引っ張ると中身がでてくるようになっていました。


【こんな感じ】
というわけで、これを購入する人へのアドバイス。
・エアジャケットのDカンやチョークバックには重いものや引っ掛かり易いものは取り付けない。
・購入したら一回開けてみて、畳み方を知っておく。
・替えボンベは用意しておく。
これらに気をつけていれば、きっと便利に使えること間違い無しです!
そんなわけで、次の本題。
エアジャケットをつけたまま、ウエストバックは付けられるか?という事です。
まずは写真をご覧下さい。

【汚い格好ですいません(^^;】
エメラルダスウエストバッグとシマノ VE-351C ラッドステップ・ラフトエアジャケットを装着するとこんな感じです。
(ウエストバッグの左側のポーチは外してあります)
やってみた感じではエアジャケットとウエストバッグの共存は可能だと思います。
ですが、安全の都合上、やはり前がバッグ、後ろがライフジャケット、のように前後になってしまうのは避けられないと思います。
また、おそらく上側にライフジャケットをつけないと膨らんだ時に脇の下に浮き上がらないと思うので注意した方がいいかもしれません。
同じ理由でリュックの場合、エアジャケットが膨らんだ際にリュックに引っ掛かって脇の下に移動できなくなる可能性もあるので避けた方が良さそうです。
こうやって考えてみると、安全に共存できるのはウエストバッグのみになるかな、と。
、、、でも、そうであれば船型の首からかけるやつと同じですね。
(極軽いショルダーバッグならばウエストバッグタイプの場合は装着できると思いますが、膨張の妨げになる場合を考えると避けた方が無難かもしれません)
結局、ウエストバッグタイプであれば、ウエストベルトタイプ、船型のどちらでも構わないように思います。
あとは装着感などの好き好きだと思います。
自分は、メバルを本格的にやるようになってからは港湾などのライトな場所でやる事が少なくなっているので、ウェーディングジャケットに落ち着いてます(^^;
でも、最近はいつものポイントの状態が「このぐらいの潮位なら、あそこまでは濡れずに行けるかな、、、」というぐらいにはわかってきたので、多少ライトな格好でもいいかも、、、とも思っています。
とは言え、ベストのように「手元に何でもある感じ」は慣れちゃうと捨て難いんだよなぁ~、、、って結局迷うのよねぇ(^^;
※文章中、不明な点があればご質問頂ければお答えできると思いますので、遠慮なく質問してください。
※ウエストベルトタイプのものは各社からいろいろなものが販売されていますが、全てにおいて上記の話が当てはまるわけではありません。
あくまでも私が購入したシマノのエアジャケットとシマノのインフレータブルライフジャケットについての感想なので参考程度にお願いします。
また、自分の命に関わる問題ですので、製品の安全に関しては必ず自分で確認してから使用してください。
Posted by 迷える羊 at 14:55│Comments(6)
│釣りのお供
この記事へのトラックバック
以前書いたように、ライフジャケットで悩んでいました。そこで救世主。迷える羊さんが、その違いを詳しく教えてくださいました。ほとんどの釣りで、ウェストバックを使っている私とし...
ライフジャケット【pepsi-manの肴を釣ろう】at 2007年03月01日 12:21
この記事へのコメント
丁寧な記事、ありがとうございます。
とっても参考になりました!
私は、ウエストバックが主体なので、結構使えそうです。
こりゃ、買いかな^^
とっても参考になりました!
私は、ウエストバックが主体なので、結構使えそうです。
こりゃ、買いかな^^
Posted by pepsi-man at 2007年02月28日 18:27
丁寧な記事、ありがとうございます。
とっても参考になりました!
私は、ウエストバックが主体なので、結構使えそうです。
こりゃ、買いかな^^
とっても参考になりました!
私は、ウエストバックが主体なので、結構使えそうです。
こりゃ、買いかな^^
Posted by pepsi-man at 2007年02月28日 20:56
参考になったようで嬉しいです。
ライフジャケットは万が一の時の重要なものなので、是非、妥協せずに、快適そして安全に釣りが出来るものを選んでくださいませ~。
ライフジャケットは万が一の時の重要なものなので、是非、妥協せずに、快適そして安全に釣りが出来るものを選んでくださいませ~。
Posted by 迷える羊 at 2007年03月01日 13:14
どもども。
ご無沙汰してます。
ライジャケはどんな時でも着用すべきです!
私は岸で釣りする時でも昼夜問わず、また乗船中デッキに出る時は必ずライジャケ着るようにしてます。
(もちろんゲストで乗船していただく方にも必ずお願いしています)
ライジャケもいろいろな種類があるのでTPOで使い分けできるとベストですが、岸釣りにはインフレータブル(膨張式)をお勧めできないんですね。カキで引っ掛けたらパンクしてしまいますね。
迷える羊さんも試行錯誤されていましたがライジャケにはアクセサリを装着せず、一番外側に着ることが重要です。(特に膨張式!)
万が一落水した時は、岸やフネから離れてください。岸壁についているカキや、フネのプロペラに巻き込まれる可能性があるからです。
ライジャケさえ着ていればおぼれることは(まず)ないので、落ち着いて梯子等の上がれそうな場所を探すか、フネからの救助を待ちます。
落ちたショックで舞い上がってしまい、あわてて堤防にしがみついて血だらけになるヒトがよくいますので、皆さんもご注意ください。
あとは、年に一度は落ちる練習をするとイイと思います。ライジャケの動作確認にもなるし、落ちた時の練習にもなるので(笑)
長くなってごめんなさい。
ご無沙汰してます。
ライジャケはどんな時でも着用すべきです!
私は岸で釣りする時でも昼夜問わず、また乗船中デッキに出る時は必ずライジャケ着るようにしてます。
(もちろんゲストで乗船していただく方にも必ずお願いしています)
ライジャケもいろいろな種類があるのでTPOで使い分けできるとベストですが、岸釣りにはインフレータブル(膨張式)をお勧めできないんですね。カキで引っ掛けたらパンクしてしまいますね。
迷える羊さんも試行錯誤されていましたがライジャケにはアクセサリを装着せず、一番外側に着ることが重要です。(特に膨張式!)
万が一落水した時は、岸やフネから離れてください。岸壁についているカキや、フネのプロペラに巻き込まれる可能性があるからです。
ライジャケさえ着ていればおぼれることは(まず)ないので、落ち着いて梯子等の上がれそうな場所を探すか、フネからの救助を待ちます。
落ちたショックで舞い上がってしまい、あわてて堤防にしがみついて血だらけになるヒトがよくいますので、皆さんもご注意ください。
あとは、年に一度は落ちる練習をするとイイと思います。ライジャケの動作確認にもなるし、落ちた時の練習にもなるので(笑)
長くなってごめんなさい。
Posted by りょう@溜池山王 at 2007年03月01日 13:19
いろいろご意見が聞けてためになりますね。
ただ気になるのは、つけている人が本当に少ないこと。
昔、もっと危険で、瞬時の判断で安全装備を、使わなければいけない趣味をしていた私としては、ライフジャケットなんて当然のことなんですけどねー。
ということで、早速発注しました。今のものより、使い勝手がよければいいな!
ただ気になるのは、つけている人が本当に少ないこと。
昔、もっと危険で、瞬時の判断で安全装備を、使わなければいけない趣味をしていた私としては、ライフジャケットなんて当然のことなんですけどねー。
ということで、早速発注しました。今のものより、使い勝手がよければいいな!
Posted by pepsi-man at 2007年03月01日 20:27
>りょう@溜池山王 さん
やはりライフジャケットは TPO にあわせて使うのが一番だと思いますが、結構高いのも難点ですよね。
ライフジャケット一個買うならば、バイオマスターやカルディアKIXを一個買いたい気も非常によくわかります(^^;
なので、安く済ませたい人は膨張式でないものをバーゲン時に一着買っておくのが一番無難だと思います。
また、最近はオシャレな色のものも出てきていますが、何にしても「目立つ色」というのが基本だと思っています。
ブルーとかブラックとか、見辛い色だと万が一、流された時に発見が遅れるかもしれません。
そんなわけで、自分は目立つ色(オレンジ、赤、白)を基準に選んでいます。
>pepsi-man さん
そうなんですよねぇ。
実際に磯以外で陸っぱりしている人はライフジャケットを装着している人がもの凄く少ないですよね。
今日は「八丈島の堤防で釣りをしていた人が高波にさらわれて亡くなった」というニュースが流れていましたが、おそらくライフジャケットをつけていなかったのだと思います。
趣味は安全に楽しみたいものです。
やはりライフジャケットは TPO にあわせて使うのが一番だと思いますが、結構高いのも難点ですよね。
ライフジャケット一個買うならば、バイオマスターやカルディアKIXを一個買いたい気も非常によくわかります(^^;
なので、安く済ませたい人は膨張式でないものをバーゲン時に一着買っておくのが一番無難だと思います。
また、最近はオシャレな色のものも出てきていますが、何にしても「目立つ色」というのが基本だと思っています。
ブルーとかブラックとか、見辛い色だと万が一、流された時に発見が遅れるかもしれません。
そんなわけで、自分は目立つ色(オレンジ、赤、白)を基準に選んでいます。
>pepsi-man さん
そうなんですよねぇ。
実際に磯以外で陸っぱりしている人はライフジャケットを装着している人がもの凄く少ないですよね。
今日は「八丈島の堤防で釣りをしていた人が高波にさらわれて亡くなった」というニュースが流れていましたが、おそらくライフジャケットをつけていなかったのだと思います。
趣味は安全に楽しみたいものです。
Posted by 迷える羊 at 2007年03月02日 13:25
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