2006年05月15日
ロッドとリールのバランス
今日は、リールとロッドのバランスの事に関して実験してみました。
通常、タックルを持った時の重量は、ロッドの重さとリールの重さになります。(ラインや仕掛けは除きます)
つまり、200g のロッドと 200g のリールでは、400g となります。
カタログではこのそれぞれの重さを見て、「重い」とか「軽い」を判断するわけですが、ここに意外な落とし穴があります。
ルアー釣りでは、キャストしては巻いて、キャストしては巻いて、、、の繰り返しで、ロッドをずっと振り続けていますよね。
この時、単純に総重量が軽いから良い、という事が言えない場合があります。
それは「持ち重り」です。
「持ち重り」とは、ロッドにリールをセッティングした時の重さの感じ方で、「持ち重りがする」というのは重心が悪い位置にある事を指します。
同じ 400g のタックルでも、重心がどこにあるかで明らかに持った時の重さ感が変わります。
それはロッドの振り易さに繋がり、魚から穂先に伝わる振動を感じる事にも影響を与えます。
では、どこに重心があるのが一番良いのか?
それは、リールフットの付け根の位置がベストだと思います。
何故かと言うと、少し重めの魚をロッドで抜き上げる時を想像すればわかると思います。
一般的に港湾で釣れる魚は重くてもスズキクラスの 数 kg ですよね。
ましてや小物では 1kg にも満たないものが大半です。
でも、抜きあげる時って凄く重く感じません?
釣った後に魚を持つとそんなに重く感じませんよね?
つまり、重さの重心が支点から離れた位置にあればあるほど重く感じます。
では、ロッドを持った時の支点とはどこでしょうか?
もちろん、手で持つところですよね。
持つ所といっても手の平全部では無くて、自分でリールの付いたロッドを持った時に、支点となって支えている指があると思います。
そこに重心があると一番軽く感じます。
自分の場合は、中指と薬指の間にリールフットを挟むので、中指が支点になります。
そこで、ここに重心を持ってくるにはどうしたらいいのかを今使っているタックル「GAME AR-C S706UL + 06'TWINPOWER Mg 2500SDH」で実験してみました。
まずは、普通にロッドにリールをセッティングした時の重心はこんな感じです。

つまり、リールフット側に重心を移動するには、バットエンド(竿尻)に重さを追加すればいい事になります。
(ちなみに AR-C シリーズでテレスコモデルと UL モデル以外は、専用のバランサーが取り付けられるようになっています)
そんなわけで、オモリを吊り下げられるように、マジックテープにフックが付いたものを使用しました。(ロッドが魚に持っていかれないようにする為のものです)
で、リールフット近辺に重心が移動するまでオモリを少しずつ足していくと、だいたい 30 号前後でバランスがとれました。

30 号と言うと、、、113g !!
つまり、ロッドとリールで 130g + 230g = 360g なのに、リールフットに 113g 足さないといけません。
ホントにこれで持ち重りが解消するのかしらん!?
と思ってしまいますが、持ってみるとビックリです。
確かに持っているんですが、重さの感じがまったく変わります。
とても 113g も重くなったとは思えません。
また、天秤の真ん中を持っているような感じになるので、ロッドティップ(穂先)に少しでも重さが加わったりする事に敏感になります。
そんなわけで、バットエンドに何かしらの重りを追加しようかと目論んでいます。
まずは板オモリでも巻こうかしらん。。。
というか、メーカーももうちょっと持ち重りを考慮してくれるとありがたいんだけどなぁ。
同じメーカーのロッドとリールでもバランスが取れないってのは、ちょっとおかしくないですか!?と思うのは私だけでしょうか?
せめて、AR-C のように別売りでもバランサーが付けられると嬉しいですね。
通常、タックルを持った時の重量は、ロッドの重さとリールの重さになります。(ラインや仕掛けは除きます)
つまり、200g のロッドと 200g のリールでは、400g となります。
カタログではこのそれぞれの重さを見て、「重い」とか「軽い」を判断するわけですが、ここに意外な落とし穴があります。
ルアー釣りでは、キャストしては巻いて、キャストしては巻いて、、、の繰り返しで、ロッドをずっと振り続けていますよね。
この時、単純に総重量が軽いから良い、という事が言えない場合があります。
それは「持ち重り」です。
「持ち重り」とは、ロッドにリールをセッティングした時の重さの感じ方で、「持ち重りがする」というのは重心が悪い位置にある事を指します。
同じ 400g のタックルでも、重心がどこにあるかで明らかに持った時の重さ感が変わります。
それはロッドの振り易さに繋がり、魚から穂先に伝わる振動を感じる事にも影響を与えます。
では、どこに重心があるのが一番良いのか?
それは、リールフットの付け根の位置がベストだと思います。
何故かと言うと、少し重めの魚をロッドで抜き上げる時を想像すればわかると思います。
一般的に港湾で釣れる魚は重くてもスズキクラスの 数 kg ですよね。
ましてや小物では 1kg にも満たないものが大半です。
でも、抜きあげる時って凄く重く感じません?
釣った後に魚を持つとそんなに重く感じませんよね?
つまり、重さの重心が支点から離れた位置にあればあるほど重く感じます。
では、ロッドを持った時の支点とはどこでしょうか?
もちろん、手で持つところですよね。
持つ所といっても手の平全部では無くて、自分でリールの付いたロッドを持った時に、支点となって支えている指があると思います。
そこに重心があると一番軽く感じます。
自分の場合は、中指と薬指の間にリールフットを挟むので、中指が支点になります。
そこで、ここに重心を持ってくるにはどうしたらいいのかを今使っているタックル「GAME AR-C S706UL + 06'TWINPOWER Mg 2500SDH」で実験してみました。
まずは、普通にロッドにリールをセッティングした時の重心はこんな感じです。

つまり、リールフット側に重心を移動するには、バットエンド(竿尻)に重さを追加すればいい事になります。
(ちなみに AR-C シリーズでテレスコモデルと UL モデル以外は、専用のバランサーが取り付けられるようになっています)
そんなわけで、オモリを吊り下げられるように、マジックテープにフックが付いたものを使用しました。(ロッドが魚に持っていかれないようにする為のものです)
で、リールフット近辺に重心が移動するまでオモリを少しずつ足していくと、だいたい 30 号前後でバランスがとれました。

30 号と言うと、、、113g !!
つまり、ロッドとリールで 130g + 230g = 360g なのに、リールフットに 113g 足さないといけません。
ホントにこれで持ち重りが解消するのかしらん!?
と思ってしまいますが、持ってみるとビックリです。
確かに持っているんですが、重さの感じがまったく変わります。
とても 113g も重くなったとは思えません。
また、天秤の真ん中を持っているような感じになるので、ロッドティップ(穂先)に少しでも重さが加わったりする事に敏感になります。
そんなわけで、バットエンドに何かしらの重りを追加しようかと目論んでいます。
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というか、メーカーももうちょっと持ち重りを考慮してくれるとありがたいんだけどなぁ。
同じメーカーのロッドとリールでもバランスが取れないってのは、ちょっとおかしくないですか!?と思うのは私だけでしょうか?
せめて、AR-C のように別売りでもバランサーが付けられると嬉しいですね。
VS-7070
バッカニア モバイルライブウェル
ゴーセン PE240 番外編
ゴーセン PE240 セカンドインプレッション
ゴーセン PE240 ファーストインプレッション
10'ステラC3000HG + ブリーデンカーボンWハンドル
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Posted by 迷える羊 at 14:20│Comments(0)
│タックル情報&インプレ
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